ふわふわトロトロのオムライスや洋食の王道ナポリタン、そんなことを聞くと、思わず、古き良き横浜の洋食、といった表現をしたくなる。
そんな古き良き横浜、オムライス、ナポリタンを再現してくれる店が、CIAL 桜木町に入っている。
KITCHEN JO’S、店の看板には、横濱1978元町とある。この懐かしさ、オッサン達には堪えられない魅力がある。
HPには、「横浜で生まれた日本の洋食を再現」とある、それが桜木町駅で食べれる、となれば行くしかない。
平日ランチ、開店直後を狙って訪問。
KITCHEN JO’Sの場所・開店時間
桜木町駅のCIAL 桜木町1Fに入っている。中央の改札を出たら、右側に回り込んで、道路沿いに入り口がある。
開店時間は11時、ランチタイムだ。さすがに、モーニングはないが、前日遅くまで残業したオッサン達にとっては、遅めのモーニング、早めのランチといったところか。
KITCHEN JO’Sの外観・内観・混雑具合
いかにも横浜の洋食屋という雰囲気が出てる感じがする。
「横濱1978元町」この文字は印象が強烈だ。50歳代のオッサン達からすると、10歳くらいか。親に連れられて、オムライス、ナポリタン等の洋食を食べた記憶が蘇るかもしれない。
店内には、元町の昔の写真だろうか、ステンドクラスのような照明、文明開化の横浜をイメージさせている造りだ。テーブル席のみ30席、そんな広くない、というか、かなり狭い印象。
テーブル席といっても、4人掛けだけではなく、2人掛けの席もいくつかあり、ぼっちカフェとしての利用も問題ない。
ただ、ここはかなり混む。休日、前を通った時には、8人くらい並んでいた。平日の開店直後に行って、2番目。その後、12時前なのに、どんどんお客さんがやってくる。
お客さんの半分は外国人という感じ。確かに、ここは外国人にとっては新鮮に映るかもしれない。
外国人にも、オッサン達にも喜ばれる店、それがKITCHEN JO’Sだ。
オーダの仕方・キャッシュレス決済の可否、Wi-Fi・電源有無
訪問すると、席に案内される。その後、御冷、メニューをもってオーダーを取りに来る、というスタイル。昔ながらのスタイルを今でも続けているという感じか。
こういう店では、現金のみというのも珍しくないが、ここはキャッシュレス決済も問題なし。
Wi-Fiもつながる、ただ電源は見当たらない。Wi-Fiがあるからといって、ゆっくりという訳にはいかない。外で待ってるお客さんがいると、さすがにプレッシャーがかかる。
洋食のメニュー、オーダー
このレトロ感がいい。ロウで作ったと思われるメニューの展示、これに外国人は惹かれるだろう。
横浜の洋食というと、オムライス、ナポリタンが定番なのかな。
ここの1番人気、「大人のお子様ランチ」これいいアイデアだなぁと思う。実際に一番人気になってるし。これは、オッサン世代にとっても、かなり魅力的なメニューだ。
ただ、ぼっちで行ったとき、なかなかオーダーしずらいのも事実。何人かで騒ぎながらオーダーするには最高のメニューだろう。場が盛り上がること間違いなし。
ここは迷いながらも、元町プレートランチに決定。それにしても、この立地、この歴史ある店で、この価格はリーズナブルと言えるだろう。
食べた感想
まずはオムライス、ケチャップとデミグラスソースの2種類がかかってる。中はチキンライス、これも懐かしい。卵もトロトロで美味しい。
チキンカツ、久しぶりに食べたかも。サクサクの揚げたて、アツアツ。
これにナポリタン、これが合うんだなぁ。ナポリタンの存在が、すべてを調和させてくれる感じ。
本日の会計・自己採点
■本日のお会計
元町プレートランチ 1,300円
■自己採点
Wi-Fiの有無 〇
電源の有無 ×
気兼ねなく一人利用可能か △
ゆっくり過ごせるか ×
モーニングメニューの有無 ×
リピートしたいか 〇
キャッシュレス決済の可否 〇
元町プレートランチ 〇
この懐かしい空間で、懐かしい洋食を食べる、最高の贅沢ではないか。
オッサン世代の友人が、横浜に来た時には、ぜひKITCHEN JO’Sに案内したい。