マスターのこだわりがたっぷり詰まった極上カフェ 珈琲 文明

珈琲文明

 「珈琲 文明」、まずこの店名からして、ちょっと普通のカフェとは違うな、という感じがする。
 実際に訪問してみて、この場所に、こんな極上のカフェ空間があったんだ、という驚きがあった。
 雰囲気からすると、過去に訪問したカフェの中でもベスト3には入ってくると思われる。それほど、このカフェはいい。コーヒー好きなら、一度は行ってみることをお勧めしたくなるカフェだ。
 雰囲気だけではなく、コーヒーも本物だ。それは、マスターのたたずまい、振る舞いを見ていたら良く解る。このコーヒーにかける想いが伝わってくる。
 今回は、自分の中でも、必ず再訪したいという、珈琲 文明をご紹介したい。

珈琲 文明の場所・開店時間

 東急東横線白楽駅から徒歩約3分と駅近ではあるが、初めて行く人にとっては、ナビがないと見つけずらい場所ではないか。
 六角橋商店街に入って行く、その後、非常に細い道、アーケードつきの歴史を感じさせる仲見世商店街の中にある。こんなところにあるのか、と思ってしまうような場所だ。
 開店時間は11時30分。ランチとして使うというよりも、あくまでもランチ後のカフェとして訪問する人が多いのではないかと思う。

珈琲 文明の外観、内観、席数等

 狭い通りに、突然現れる、異次元に手の込んだ外観、内観のカフェ。これは凄いぞ。

 この内観にはびっくり、2階席もある
 天井の風景は時間とともに変わるらしい。どういう構造になっているのか。
 レトロな空間と、このサイフォンの数の多さ、コーヒーへのこだわりが感じられる。
 このお店をマスターひとりのワンオペで回しているから驚きだ。

オーダーの仕方、キャッシュレス決済の可否、Wi-Fi・電源有無

 開店直後に訪問したが、他にも2人のお客さんがいた。
 マスターから、好きな席へどうぞ、との案内があるので、カウンター席をキープした。その後、マスターが順番に、お水、おしぼりを持ってオーダーを訊きに来てくれる。
 メニューは、席に置いてある。一見、手帳かと思ったが、これがメニュー表であり、斬新なアイデアである。
 キャッシュレス決済はできず、現金会計のみ、こういうお店なので、それもアリだろう。
 Wi-Fiはお店のものはないが、つながるWi-Fiがあった。電源はなし。

珈琲 文明のメニュー、オーダー

 行くと決めた時からオーダーは決めていた。
 メニューの数は多くないが、マスターのこだわり、コーヒーへの愛を感じさせてくれるラインナップである。
 コーヒーは、やはり、文明ブレンド、そして、評判のカレーパン、こちらも、文明カレーパン。これに、マスターの自信作と感じられる、自家製・珈琲ゼリーをオーダー。

飲食した感想

 文明ブレンド、どういう豆を使っているのかは分からないが、深煎りでコクが強い、あまり味わったことがない、特徴的な風味。サイフォンで提供してくれるので、2杯分はある。間違いなく美味しい。
 評判の文明カレーパン。パンの中に、ジャガイモや人参まで入っている。本物のカレーがたっぷり。普通のカレーパンとは全く違うもの。アツアツで、これも評判になるのも分かる。
 珈琲ゼリー、こちらも今まで食べたことのある珈琲ゼリーとは別物という感じがする。濃い、コーヒーがそのままゼリーになっているというのか、苦みもしっかりある。

本日の会計・自己採点

■本日のお会計
文明ブレンド 680円
文明カレーパン 580円
自家製・珈琲ゼリー 430円(ドリンクとセット価格)

■自己採点
Wi-Fiの有無 〇
電源の有無 ×
気兼ねなく一人利用可能か 〇
ゆっくり過ごせるか 〇
席間隔は十分か 〇
モーニングメニューの有無 ×
リピートしたいか 〇
キャッシュレス決済の可否 ×
文明ブレンド 〇
文明カレーパン 〇
自家製・珈琲ゼリー 〇

 久しぶりに感激するほどのカフェに出会えた
 ここは良い。どうしても再訪したいと思わせてくれるカフェである。
 コーヒー、スイーツ、カレーパン、どれをとっても一級品、そのうえ、このレトロなカフェ空間。なかなか味わうことのできない極上のカフェタイムだった。
 全てのコーヒー好きにお勧めしたい、そんなカフェだ。