腰越漁港がある漁師町の古民家カフェ 腰越珈琲

腰越珈琲

 江ノ電に乗っていて、あまり降りない駅の一つかな、腰越駅。歴史上、有名なお寺や、しらす料理の美味しいお店はあるものの、そういうイメージがある。
 そんな腰越駅に、鎌倉好き、カフェ好きなら必ず知ってる、というくらい有名な人気カフェがある、それが腰越珈琲だ。
 行きたいと思いながら、行けずにいたカフェの一つだ。
 今回は、ここに行くためだけに藤沢から江ノ電に乗ってきた。
 ようやく行けた、腰越珈琲、初訪問。

腰越珈琲の場所、開店時間

 江ノ電、腰越駅から徒歩一分、腰越駅から53m。確かに、行ったことがあれば、すぐに着くことができるだろう。ただ、初めての訪問となると、迷ってしまう可能性があるくらい路地裏の狭い道沿いにある。スマホの道案内を使うことをお勧めする。
 開店時間は、曜日によって違うので、注意が必要。私が訪問した時は11時から開店。
 鎌倉のお店で多いことだが、ここも急な休み、開店時間の変更等があるので、インスタグラムをチェックしてから行くのが無難だ。

腰越珈琲の外観、内観、席数等

 駅から行く場合、古民家の裏側から回る感じになる。えっここ?という驚きがあった。
 正面に回って、暖簾が見えて、やっぱりここかと、再度、驚く。
 このひなびた感じが、腰越という街にしっくりとくる。
 内観も期待を裏切らない空間が広がる。カウンター席もあるが、基本は個室、ソファ席、畳の部屋などいくつかあるようだ。
 障子や、引き戸で区切られている。これはかなりの古民家カフェだ。
 席数は20席(カウンター3席ほど)とあるが、全体が見えないので、店内の広さがわからない。

オーダーの仕方、キャッシュレス決済の可否、Wi-Fi・電源有無

 引き戸を開けて入ると、人のうちの玄関に入ったような感覚になる。特に声もかからず、初めてだと、かなり不安になる。
 カウンター席にいた常連客と思われる人が、マスターに知らせてくれて、ようやくお客さんと認識された感がある。ますます不安になる。
 平日のため空いていたようで、好きな席にどうぞと言われたが、全体が見えないためどこに座ればいいか迷ってしまう。とりあえず、入ってすぐ左手にあるソファ席がある個室に入った。
 その後、マスターが来てオーダーを取るというながれ。ここまでが、初めてだとかなり緊張してしまう。
 会計は最後に、現金会計のみとなる。キャッシュレス決済はここでは難しそう。
 Wi-Fiはないが、電源はあった。

腰越珈琲のメニュー、オーダー

 マスターひとりで回しているのにメニューはかなり豊富だ。決めるのも時間がかかって、先にマスターがオーダーを取りに来てしまうほどだ。
 ガパオライス風豚ひき肉丼、ホットコーヒー(お代わり自由)、デザートにアイス最中(つぶ餡、抹茶アイス)をオーダー。

飲食した感想

 ガパオライス風豚ひき肉丼は、ひき肉に、玉ねぎ、ピーマンが入っていて食感がいい。味付けも美味しい。半熟にした目玉焼きがよく合う。サニーレタスもたくさん入っている。
 コーヒーは評判どおりの美味しさ。お代わりをお願いした。
 アイス最中、つぶ餡と抹茶の組み合わせ、これは美味しいに決まっている。値段も手ごろ。 

本日の会計・自己採点

■本日のお会計
ガパオライス風豚ひき肉丼 900円
ホットコーヒー 600円
アイス最中 500円

■自己採点
Wi-Fiの有無 ×
電源の有無 〇
気兼ねなく一人利用可能か 〇
ゆっくり過ごせるか 〇
席間隔は十分か 〇
モーニングメニューの有無 ×
リピートしたいか 〇
キャッシュレス決済の可否 ×
ガパオライス風豚ひき肉丼 〇
ホットコーヒー 〇
アイス最中 〇

 とにかく落ち着ける、仮眠できるくらいだ。
 個室でゆっくりできるのはありがたい。鎌倉散策に疲れた時は最高だ。
 古民家という環境がよりリラックス感を感じさせてくれるのかもしれない。
 ここは、これからも鎌倉散策のオアシスであってほしいカフェだ。