仕事始めで分かる、今の自分のメンタルヘルス

オッサンの呟き

 1/6の月曜日、去年、今年の年末年始は奇跡の9連休などと言われた。
 その連休が、あっという間に過ぎ去った。終わってしまった。というのが、一般の人の思いではないだろうか。
 そういう私もその一人である。
 ただ、私の場合、現在の職場が変則勤務であり、1/4に仕事始め、昨日1/5も勤務した。その代わり、今日と明日は休みになっている。
 今朝は普通の時間に起床し、朝活と称して、カフェでのモーニングに出かけてきた。
 通勤ピーク時間は過ぎているとはいえ、電車は満員状態。いつもと何ら変わりがない。
 その中で、これから仕事始めに行くと思われるサラリーマンの姿を観察してみた。やはり、長期の休暇の後の仕事、だるいに決まっている。私も1/4はそうだった。
 しかし、嫌だ~という程度というものがある。どれくらいだろうか。それによって、今の自分のメンタルヘルスの状態が見えてくる。

一年で一番リラックスできる年末年始

 年末年始の休みをどのように過ごしただろうか。
 私は、7連休であったが、すべての日にカフェ、グルメ巡りをしたという初めての連休であった。そういう意味では、非常に充実した、そしてリラックスできた連休であった。
 年末年始の連休は、他の連休とは違い、本来そうあるべきものだと思う。

連休終盤の心理状態

 年内はまだいい。まだまだ休みはたくさんある。大晦日に向かってリラックスムード一色だ。
 年が明けると、最初は気持ちも新たに頑張ろうなどという新鮮な気持ちがある。
 それが2日、3日とくると、だんだん仕事のことが心配になってくる。
 もうあと何日しか休みないと・・・

仕事始め前日の心理状態

 私には、中学生、高校生の子どもがいる。二人のメンタルヘルスを図る目安にしていることがある。 
 それは、日曜日の夜。イッテQというお笑いのテレビ番組がある。子どもたちは、毎週日曜日、この番組を観ている。この時、大声を出して笑っているなら大丈夫、問題なし。
 明日からの学校というプレッシャーがそれほど大きくないなと判断できる。これがテレビも観ないで部屋に籠っているとなると問題だ。

 これと同じように、仕事始めの前日、仕事のことばかりを考えていないだろうか。今できる楽しみをしているだろうか。明日のことに、気持ちが支配されていないだろうか。

うつ病になった経験

 40歳台半ばで、うつ病になった。
 原因は上司、同僚のパワハラである。
 うつ病がどういうものか、それはなった人にしか分からないところがある。普通の落ち込み方とは全く別次元の気持ちの沈み方である。
 私の場合、仕事を休むまではいかなかったが、抗うつ剤を半年以上にわたって服用した。
 幸い、所属長が理解のある方で、半年後、課内で異動させてもらい、何とか持ちこたえることができた。この時の経験があるため、自分が今どの程度のメンタルヘルスの状態か、ということに関しては、それなりに判断できるようになっている。

今の自分のメンタルヘルスの状態はどうか

 1/3夜の時点で、それほどのプレッシャーはかからなかった。
 睡眠も十分にとれた。本も読めた。ネットも楽しめた。
 もちろん、嫌だ~という気持ちはあるが、程度としてふつうではないか。

判断基準は何か

 私は、心身症の兆候があるか否かがポイントではないかと考える。
 つまり、ストレス反応が身体に出ていないかということである。
 例えば、腹痛、頭痛、不眠、湿疹等、様々なものがある。
 心身症のサインが出ている場合、それは過度なストレスがかかっていることを認識し、対応を考えたほうがいいのではないか。
 それが進んでしまうと、適応障害、さらには、うつ病に発展してしまう恐れがある。
 仕事始めという年の初めに、自身のメンタルヘルスについて、よく考えてみたい。